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弊社の強み

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アサヒ化成では、職人技とも言える「調整力」と「感覚」で日々製品が生み出されています。
製品の品質を守るための大切なノウハウや、一定の水準を保つための体制管理などをご紹介いたします。

生産の自動化が進んでも、人の手と感覚で、製造環境を整えていく

自動化がどれだけ進んだとしても、それを管理し、支えるのはやはり「人」です。
機械から出る熱気や材料のチェックなどは五感を使って把握しています。マニュアルではない感覚的な仕事は伝えるのが難しいことですが、目で見て、材料や機械を触って身に付けていきます。金型をとりつけるだけでも、1mmの違いが出来を左右します。フラットに取り付けない方がよい場合もあり、経験値が品質を左右します。

生産の自動化画像

衛生管理の習慣化と迅速な対応力

製品の色変えや型替えの空き時間には5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)に努め、時間を確保し掃除や道具の整理をし、工場内を清潔に保つよう心がけています。
また、射出成形機の清掃を定期的に行うことで問題が表面化する前に保全することができ、修理が必要な場合も素早く対応できる体制が整っています。

生産の自動化画像

ITツールを使った情報共有の徹底と各工場との連携で生産状況を把握

ITツールを使用し、日々の生産状況をリアルタイムに共有。生産計画通りに進めるためのベストな方法を模索することができます。また機械の調整を行なった際の情報交換は、射出成形機の現状を知るよい機会です。24時間稼働をする上で非常に重要なものとなります。
さらに新しい金型の導入が入った際にも情報共有を徹底することで、タイムロスなく生産をすることができます。

生産の自動化画像

TECHNIQUE

アサヒ化成の技術力

TECHNIQUE 01

調整力画像01

培った経験値と感覚によって生まれる調整力

製品に使用する材料や金型を変えると、機械の調整作業が発生します。その工程も人が介在する大切な業務の一つです。ただ変えれば不良品のない高品質な製品ができるほど甘くはありません。その後の調整が非常に大切になります。
調整する作業は「経験値」と積み重ねてきた「感覚」が強く影響します。例えば、昼と夜の寒暖差を考慮した温度に整えるなど、機械での調整が必要となります。機械が製造するからといって一定の水準の製品が作れるわけではなく、決して簡単ではありません。

TECHNIQUE 02

状態を把握する画像01

自らの手で、材料と機械の状態を把握する

金型を替えるとまず行うのは、製品の少数製造。どのようなコンディションかをあらかじめ把握して量産できるように調整していきます。
材料もいつも同じ状態ではありません。仕入れた時期やロットの違いなどによっても金型の取り付け方を変えるなどします。また樹脂を握ったり、硬さを確認するために少し噛むことで、その材料の今の状態を把握することができます。硬い材料の場合、「温度を高めに設定しないと上手く成型できない」など一定の水準を保つための職人技が多くの場面で活きてきます。

TECHNIQUE 03

未然に防ぐ画像01

音を覚えて、「異常」を未然に防ぐ

射出成形機の状態を把握し維持するためには音が非常に大切です。正常なものは常に決まった音がしているため、常に機械音に気を配っています。
機械の音をしっかりと覚えてから帰ることで、再度出勤した際に機械音の異常に気づくことができます。それが異常を見つけるための早い手段となります。警報音が鳴り全体が止まってからの対応ではなく、止まる前にいかに異常に気づけるが大切です。